青空

まだ日が暮れないうちに家路につく、というのは、健康にいいのだなと知りました。

昨年10月に火曜日の午後再診をやめてから、私のからだは、とってもラクになりました。

どうやら、それまで相当疲れていたようなんですね。

くれゆく空をながめながら家路につけるのがこれほど「幸福」とは、と感激したことです。

11月、12月を過ぎ、1月になってようやく「余力」がたまってきたようで、今では昨年暮れほど日日に感じた「感激」はだいぶ薄らいできましたが、夕方の帰路はいつも、二村定一(ふたむら・ていいち)の歌声が私の脳裡に響いております。

青空

夕ぐれに仰ぎみる かがやく青空

日くれてたどるは わが家の細道

狭いながらも 楽しいわが家

愛の日影のさすところ

たのしい家こそ わたしのあおぞら

私のすきな蠟梅(木島櫻谷邸)

 

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