26日の木曜日に、スイスのジュネーブで、核保有をめぐるアメリカとイランの協議が開かれ、1週間後にウィーンで再協議といふ報道がありました。仲介したオマーンの高官は結果に満足顔でしたが、巨大空母を東西二方面から二隻もすでにイラン近海へと派遣してゐるトランプの憎体にくていな顔付をみてゐると、わたくしは、とうていこれは楽観できないと思ひ、翌金曜日の朝一番にすべての株式を売却しました。
予感通り、昨日28日、イスラエルのネタニヤフがミサイルを撃ち込んで、児童をふくむイラン国民が多数死亡、悲惨なことが起きました。ほんたうにかなしむべきことです。あす3月2日月曜日は、日本の東証でもたぶん株が大暴落して、金曜日も暢気に株をしてゐた連中が多数泣くことになるでせう。株式市場はしばらく上に下にの大騒動になるでせう。経済問題は国際政治ぬきに語れません。
アメリカの政治思想も、むかしわたくしが勉強してゐた頃の知識より複雑化してゐるやうで(東大法学部では民主党のリベラリズムだけが正義と心得てゐるやうな連中ばかりであつた。インテリだから仕方がないですが…。)、けふは朝からのんびりYou Tubeを観てをりましたら、いくつか、ほんたうにわかり易く説明してくれる先生があり、感心しました。また改めて勉強しようと思ひました。下記の動画をみてもわかることは、日本人にキリスト教の素養がないことが、決定的に、米国理解のさまたげになつてゐることでしたね。
井上貴弘『アメリカの新右翼。トランプを生み出した思想家たち』
英独仏のほか、わが日本も情けなや、アメリカとイスラエルに追随、しかし、イランの背後にはロシアも、おそらく中国もあり、「法の支配」概念が、トランプにより地に堕ちた今(プーチン、習近平にはもとより無い)、かなり大規模な危機が世界に突然生じてゐるといつて、いゝかも知れません。
こんな快晴の日に、ほんたうにおそろしいことです。





