4月になりました。
春には喜びあれば、愁ひもあり、昔は、春愁といふ言葉も、世に生きてゐたと思ふのですが、最近の人びとのあひだには絶滅中の情緒のやうに感じてゐます。
今週のお花は、フリージアもそろそろ終のやうなので、また長くカーネーションになる予定です。カーネーションの花言葉は、母への愛、深い愛を意味するのださうです。親子の情愛も、理想的なものであればいゝのですが、往往母親が娘を精神的に虐待する例は古来よりおほく、「毒親」とか「発達障害が背景にある」とかナントカ世間では言つてをりますが、最も安直ですが間違ひのないキメツケは、「人格障害」です。人格障害者は、いくらも、世間にふつうの顔をして生きてゐるものですからね。にんげん、深く付合つてみないとわからないものだよなあといふ感慨も、みなさうです。
見るべき程の事は見つ。
平知盛のきもちがわかつてから、わたくしは索漠した気持を胸に懐くやうになりました。もう数年になります。






