男女は不平等

わたくしが京都で大嫌ひな施設が、クリニックの裏手に在つて、それが「男女共同参画センター ウィングス京都」。まるで場外馬券売場みたいな名前ですが、このウーマンリブの偏向団体が、公の団体となつてゐる現状に、もつと人びとは恐るべきと思ひますのに、「善いこと」と捉へてゐるのが大方の日本人なので、呆れてしまひます。しかし、この団体がいかに片寄つた思想をもつてゐるかは、明明白白です。つぎの写真をみてください。

なんて書いてあります? 「女性へのあらゆる暴力を根絶しよう」ですね。しかし暴力を振るふのは男性だけなのですか? 「女性も」相当の暴力を男性にふるつてゐます。人格障害 personality disorder の女性が働く暴力にはすさまじいものがあります。夫にも、子どもにも。このウーマンリブの連中は、さうした「不都合な」現実には目をつむつて「知りません存じません」と言ひ続けてをります。女性こそ加害者なのだといふ、「男女平等」「母性保護」の建前と美名にそぐはぬ現実をマスコミもまるで報道しません。離婚に際して、こどもの親権は母にあるのが原則といふのも、ほんらい平等ではありませんね。裁判官や弁護士ども、こいつらも既得権益のうへにあぐらをかいた「正義」の下に眠り続けてゐました(あほだからじぶんの頭では何も考へられない)が、やうやく共同親権法も成立しそうです。

日本はアカの国です。大正時代のオーストリーの学者が唱へた修正社会主義の色で民法を解釈した我妻榮(岸信介と東大法学部の首席を争つた)の解釈がずつと今も生き続けてゐます。「それはおかしい」と異が唱へられたことがありません。親族法は、女性の権利保護一色です。しかし「女性はかはいさう」は平等に反する片寄つたキメツケ思想ではないのか? これも「おかしい」と異が唱へられたことがありません。さう主張するのが「進歩的」とされ続けてゐるからです。法は現実に立脚すべきが片寄つた理想に立脚してゐるといふのは全く解せません。フランス流の解釈がどうのかうのとちいさなことを弟子の星野英一は言ひましたが、大筋はさう大して変りません。『民法のすすめ』だか、まぬけなタイトルの本を岩波書店から出したやうですが、大衆がそんなもの読むものか。その星野の弟子で、勉強一筋、最近最高裁判事になつたといふ女性判事がありましたが、愛読書が司馬遼太郎なんだとか。裁判官の教養つて、この程度です。歴史をまなぶにしても浪花節。お嗤ひですな。

善人は過激なことをいふやつだと思ふことでせうが、世の中で辛酸をなめた人は、キットわたくしのいふことに、ちいさな快哉をさけぶことゝ信じてゐます。

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