秋の七草といえば、萩。
その可憐な花びらを見ると、秋の爽やかさ、もの寂しさ、季節の移ろいのはかなさが、入り混じった複雑な感興が、おのづと湧いてきます。
今週は、玄関前に飾ってみました。
花が散るのは速いので、みなさん、見にきてください。
なお、「萩の花」といい、「萩の露」といい、美のはかなさを象徴するような言葉ですが、萩はじつは生命力に富んだ植物なのですね。
さすがはマメ科植物。(笑)
花が咲き終わると、枝はぜんぶ切っちゃいます。切っても、春からどんどん伸びてきますし、そうして伸びてきた新しい枝にだけ、秋に花を咲かせるので。
美は、常に、よみがえり、再生するのです!
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