宮崎椅子製作所の椅子は、インテリア末永さんで何回も坐らせていただいて、ほかに3脚、買いました。
ひとり、ひとり、デザイナーが違います。
hataという椅子は、吉永圭史氏のデザイン。ハンス・ウェグナーの傑作「ザ・チェアー」に似たフォルムながら、すべて細身、華奢にできていて、女らしい感じです。診察室で私が坐っています。

hata. W510D505H725SH420. 吉永圭史作。
UUチェアーは、小泉誠氏のデザイン。これは一言、万人向けという意味で傑作だと思います。しかしどこにでもありそうでいて、そうそうはないクオリティの椅子だと思います。

UU chair. W565D530H730SH430mm. 小泉誠作。
もうひとつが、pepeラウンジという椅子で、村澤一晃(むらさわ・かずてる)氏の作。腰をおろすとだんだん、お酒がのみたい気分になってきます。

pepe lounge. W590D620H735SH370mm. 村澤一晃作。
クリニックの椅子が、一脚一脚、ちがうと話すと、驚かれることが多いのですが、同じデザインの椅子で揃えたよりも、むしろ、自然な、落着いた雰囲気になっています。
この記事へのコメントはありません。