うれしや、花選び

きょうは、また違うランを挿してみました。

あたらしい楽しみは、物を買うことで、本格的に始まるのだと思います。

華道でいえば、花器を入手することで、花の趣味が、はじめて花開くのです。

ばくぜんと「どんな花を買おうかな…」ではなく、自分が所有するあの花器に、どんな花を挿せば、一等似合うだろう? と具体的に考えることで、花をえらぶ目も真剣になるのではないかと。

花器がつまらなければ、せっかくの花も、うつくしく見えません。

花器と花、両方あいまって、美しいふぜいを作り出すのだと思います。

料理もしかり。

人も亦しかり。

中身だけではなく、見栄えも同等に大事だと。

ガラスの花器は、PONTE 佐藤 聡 製。

 

 

関連記事

  1. 昂KYOTO&PONTEさん再訪

  2. はや六月とはなりぬ

  3. d.Tam 中村孝子/桃子 ガラスの器展

  4. 優雅なひととき

  5. 白磁の美

  6. オンシジウムをひと枝

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

このサイトについて

京都市中京区蛸薬師 四条烏丸駅・烏丸御池駅近くにある心療内科・精神科クリニック「としかわ心の診療所」ウェブサイト。診療所のこと、心の病について、エッセイなど、思いのままに綴っております。
2025年3月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  

カテゴリー