うれしや、花選び

きょうは、また違うランを挿してみました。

あたらしい楽しみは、物を買うことで、本格的に始まるのだと思います。

華道でいえば、花器を入手することで、花の趣味が、はじめて花開くのです。

ばくぜんと「どんな花を買おうかな…」ではなく、自分が所有するあの花器に、どんな花を挿せば、一等似合うだろう? と具体的に考えることで、花をえらぶ目も真剣になるのではないかと。

花器がつまらなければ、せっかくの花も、うつくしく見えません。

花器と花、両方あいまって、美しいふぜいを作り出すのだと思います。

料理もしかり。

人も亦しかり。

中身だけではなく、見栄えも同等に大事だと。

ガラスの花器は、PONTE 佐藤 聡 製。

 

 

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