
八瀬川で
目には青葉 山ほととぎす はつ鰹 素堂
ついこの間まで、枯枝だけの姿だったのに、あっという間に、青葉があおあおと。秋の紅葉よりも、春から初夏にかけての青楓が、いつからか私はすきになりました。
青楓をながめるときに、いつも思い出されるのが、山口素堂(1642-1716)のこの俳句。初夏の爽やかな風を受けながら、日中から一杯やる酒肴のたのしみが、うきうき楽しく伝わってくる感じがして、よいのです。
烏丸通を夷川からくだる通勤のとちゅう、押小路にある、とり安さん。
親子丼や唐揚丼が人気のお店です。
ここに、シャガが咲いているのですね。なんとゆかしいお店でしょう。
八瀬の自宅の裏山でも、きょうは、つぼみが開いて咲きはじめそうでした。
また一年がめぐってきたのですね。

Iris japonica
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