柳桜のうつくしき…

ことしも、京都に、春がやってきましたね。

京都に桜の見所は、円山公園、平安神宮、京都府庁、哲学の道など、数あれど、鴨川べりの桜が、やはり一番かも。

桜の咲き初めは、少し遅れましたが、うつくしいこと、例年にかわりません。

桜のうつくしさと共に、忘れてならないと思うのが、柳の新緑。目に鮮やかです。

私も年をとったのか、歌の一首ほどは、春になると、詠みます。しぜんに口について出てくるのが、じぶんでも、ふしぎです。

柳桜(りゅうおう)の 目にやはらかき 鴨川に 春はまた満ち あふれたるかも

出町柳にて

ちなみに昨春、詠んだ歌二首。

花ぐもり 雨にうたれて 散る花の 川に流れて また結びけるかも

雨ふりて 道にちり敷く さくら花 川に流れて 筏(いかだ)をぞなす

四条大橋にて

関連記事

  1. ヴァン・クリーフ&アーペル展

  2. 京の通り名

  3. 四畳半

  4. 上七軒

  5. すばらしき秋の日

  6. 鴨川小景

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

このサイトについて

京都市中京区蛸薬師 四条烏丸駅・烏丸御池駅近くにある心療内科・精神科クリニック「としかわ心の診療所」ウェブサイト。診療所のこと、心の病について、エッセイなど、思いのままに綴っております。
2024年5月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

カテゴリー