萩の露

秋の七草といえば、萩。

その可憐な花びらを見ると、秋の爽やかさ、もの寂しさ、季節の移ろいのはかなさが、入り混じった複雑な感興が、おのづと湧いてきます。

今週は、玄関前に飾ってみました。

花が散るのは速いので、みなさん、見にきてください。

なお、「萩の花」といい、「萩の露」といい、美のはかなさを象徴するような言葉ですが、萩はじつは生命力に富んだ植物なのですね。

さすがはマメ科植物。(笑)

花が咲き終わると、枝はぜんぶ切っちゃいます。切っても、春からどんどん伸びてきますし、そうして伸びてきた新しい枝にだけ、秋に花を咲かせるので。

美は、常に、よみがえり、再生するのです!

 

萩の露

 

関連記事

  1. 晩秋の思い出

  2. りんどう

  3. シクラメン

  4. シクラメン

  5. お花

  6. 清和の候

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

このサイトについて

京都市中京区蛸薬師 四条烏丸駅・烏丸御池駅近くにある心療内科・精神科クリニック「としかわ心の診療所」ウェブサイト。診療所のこと、心の病について、エッセイなど、思いのままに綴っております。
2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

カテゴリー