セミはひぐらし

昨年の記事で、「せみは蜩(ひぐらし)、八瀬すずし」と書きましたが、蜩のなく音は、山中の涼を伝えて、まことに申し分がありません。

夕刻となると、一層その趣が増します。

先週の木曜はひねもす、森田正馬の浩瀚な伝記をよんで過ごしていたのですが、夕刻4時ちかくに夕立がふりまして、炎暑をはらいました。

蜩や 繁き夕立 夏木立   明以

季語だらけの句ですが、夏山の生命力をたたえることで破格をご勘弁願いましょう。

雨後は、沓脱石にカエルくんも登場。ケロケロ!

 

 

関連記事

  1. おはようございます

  2. 颱風一過

  3. 初夏の八瀬

  4. 蟬はひぐらし、八瀬すずし

  5. 八瀬の庭

  6. 秋冷の候

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

このサイトについて

京都市中京区蛸薬師 四条烏丸駅・烏丸御池駅近くにある心療内科・精神科クリニック「としかわ心の診療所」ウェブサイト。診療所のこと、心の病について、エッセイなど、思いのままに綴っております。
2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

カテゴリー