銀河に夢を

野間五月「波打ち際」(2018)

月曜日、「海の日」の休日ながら、カルテ読み直しのしごとをするために朝からクリニックに向かう道すがら、折しも野間五月さんの個展最終日という掲示が私の目を引き、それまで一度もついに立ち入ることのなかった夷川通烏丸西入、アートステージ567にするり、なにかの縁で導かれたかのように、この絵の前に立った私でした。

アートステージ567は元米屋さん

私はシュールレアリスムな絵が好きなようです。バルテュスとかマグリットとか。要はふしぎな絵。いつまでもじっと見てられる。静謐な時間がしばし保証されているような。

山とほく 青む銀河や 八瀬暮し  明以

しごとを終えて深夜に帰宅する空にみた銀河の青く深きこと。最近立寄った海遊館の魚たちも思い出して、ひきこまれてしまいました。星に願いをかけている人たちは、何をお願いしているのでしょうか?

 

 

 

 

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京都市中京区蛸薬師 四条烏丸駅・烏丸御池駅近くにある心療内科・精神科クリニック「としかわ心の診療所」ウェブサイト。診療所のこと、心の病について、エッセイなど、思いのままに綴っております。
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