しばらく途絶していた「座ってみたい椅子」シリーズの続編です。
いつか予告していた、ハンス・ウェグナーのCH24、通称Yチェアーが、海を越えて、ついにわが診療所にやってきましたよ。
明代中国椅子「圈椅」の流れを汲んだ、普及版とはいえ、優美な椅子で、背の持ち手の感触がたまりません。

Y-chair W550H730D520SH420mm Hans J.Wegner 1950
ハンス・ウェグナーの椅子は、これまでも待合でみなさんに座っていただいてご好評を賜っております、GE290Aハイバックチェアー(「きもちよくって、すっかり、ぐうぐう、おねむになってしまいました」)とCH07シェルチェアー(「時間をわすれて読書に没頭できちゃいます!」)に加えて、これで3つめになりました。
…しかし、これは私専用。(うふ)
もうしばらくしましたら、イームズのラウンジチェアーが参ります。京都にあるどんな最高級のホテルやレストランでもまづは見かけることがない椅子です。これはみなさんに存分にすわっていただきますので、どうかお楽しみに!
…ひみつですが(秘密になってませんが)、わが診療所にはアートの中のアートたるべき絵画を欠いており、ずっと所長の私はこころを痛めていたのですが、ついに本日、ふしぎな縁で、壁面を飾る絵を探しあてて買付けてしまいました。これも近日中に公開しますので、乞うご期待。はるか遠くの宇宙にゆめをいざなうふしぎな絵画です。
この記事へのコメントはありません。