日本の椅子メーカーで近年ファンも多いのが、徳島県にある宮崎椅子製作所。
桂にある、インテリア末永さんで多く扱っていることを聞いて、注文してみました。
ミラノでデザイン事務所を開いているKyoko InodaさんとNils Svejeさんが設計したのがDC09という椅子。
すべて木製で、どことなく、アリかクモを連想させる、いきもののようなフォルムが、独特のたたずまいを見せていますが、坐り心地はすばらしいもので、長く坐っていても、お尻が痛くなりません。
同じふたりが、宮崎椅子製作所と組んで作った椅子には、ほかにISラウンジがあります。
これも居心地よいもので、お尻から根が生えてきそうな椅子です。
よい椅子というものは、すわりごこちがよいという点では共通でありながら、ひとつひとつ、独特の個性と他との違いを主張する、まこと、人間臭い道具であることを思い知らされます。
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