今年もすでに半分ちかくが過ぎました、といえば、無常迅速、少々気の滅入る感じがして、さらにこれからまたあの暑い夏の日々がやってくるのかと思いますと、いっそう元気が失われていくようですけれども、日陰にいるかぎり、さわやかな風がふきぬけるばかりの六月、わが診療所は、その点、たいそう心地よく日中を過ごせる場所になっています。
開業2年目となったことしは、すこしづつ補修をしていく一年になるのかなと考えております。インテリアでいいますと来月には、イームズのラウンジチェアがやってきます。椅子を愛した建築家、宮脇檀氏が自宅ではいつもその上でゴロゴロしていたという究極の椅子です。アメリカのハーマン・ミラー社にいま注文を出しています。フィン・ユールの椅子がほしいとかねがね思っていたのですが、京都では俵屋旅館さんなど、北欧系のものが多く、意外やイームズのこの椅子を置いているところを殆ど聞かないので、われ魁(さきがけ)とばかり、思い切って導入してみました。
年末からHP更新をすると予告しておきながら、作業が遅々として進みません。休日はカルテの見直しをして、この一年ぶんの診療実績を統計化しようとしているのですが、1600余名の患者さんの数はいかにも多すぎて、いまだ道遠しです。患者さんの受診の便りとして、診療実績の公開ほど、確かなものはないと思いますので、いましばらくお待ちください。
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