季節がうつりますと、身につけるものの材質から、色から、変えないといけません。
いわば、脱皮ですな。
夏は白のパナマ、冬は濃紺の中折れと、帽子にも定番がありますが、合ものはどうですか。
かむらずに済ますというのも方法ですが、きょうから4月。
日ざしがきつくなっていけません。
帽子というのは、ファッションの要石みたいなところがあって、男子、辺幅ヲ飾ラズとは言い条、かむるほうが「決まる」のです。何よりシルエットが優美になるので、それだけで日々のくらしにきぶんが良くなります。
…そんなわけで、「チンクワンタグラミー」というのを、三条商店街に創業100年超のトミヤさんで求めました。イタリヤ語で50グラムという意味。頭に載せてたいそう軽いわけです。
はたちの若き日に銀座のトラヤでパナマを求めて以来、長らく中断していた閑人趣味がめらめらと復活しております。
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